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作業フォルダを共有する

WebDesktop

共有すると、自分の作業フォルダが、同僚がインポートして作業できる共有作業フォルダになります。フォルダ構成、CLAUDE.md の指示、スキルとアクション、参照ファイル — その作業フォルダに教え込んだすべてが、自分しか実行できない手順ではなく、他の人が自分のAIで動かせるセットアップになります。

共有するタイミングは、ワークフローが個人のものでなくなったときです。自分が休暇の間に誰かが作らなければならないレポート、3人がそれぞれアップロードし直している参照資料、今月2回説明したアクション。最初からチームで進める作業 — これからチームで回すキャンペーンなど — であれば、いったん私的に作る必要はありません。最初から共有作業フォルダとして作成すれば、変換の工程自体が不要です。このページは管理者側のライフサイクル全体 — フォルダの作成、何を見えるようにするかの決定、特定の相手への公開、公開後の運用 — を扱います。

共有は1点だけ不可逆です。共有作業フォルダを私的な作業フォルダに戻すことはできません。それ以外はアクセス権を含めてすべて後から変更できます。

前提条件

  • WebまたはDesktopでTreasure AI Studioにサインイン済みであること(はじめに
  • 既存のフォルダを変換する場合は、共有する作業フォルダがあること — すでに共有されているフォルダは対象外です
  • 新規に作成する場合は、アクティブな作業フォルダが25件未満であること
  • 共有する相手のメールアドレス — 相手は同じTreasure AIアカウントのメンバーである必要があります

2つの始め方

共有作業フォルダは、自分の作業フォルダを変換して作るか、最初から共有フォルダとして作成します。どちらを選ぶかは、その作業がすでに自分のものとして存在しているかどうかで決まります。

方法 使いどころ
既存の作業フォルダの共有…その作業がすでに自分のものとして存在する場合。 1人で回してきた手順をチームのものにするケースです。フォルダはその場で変換され、ファイルはコピーされず、そのフォルダのチャットもそのまま使えます。中身は自分の領域に移り、同じダイアログで共有側に公開するものを選びます。サイドバーまたはフォルダページのフォルダの⋯メニューから開きます
カタログの新規共有フォルダ最初からチームの作業として始める場合。 まだ誰も作っていないワークフローや、来週始まるキャンペーンの共有レポート置き場のように、最初から共有前提で組み立てたいときです。個人的なものが溜まっていない状態から始まるため、公開前の整備そのものが不要になります。サイドバーの作業フォルダの横の + ボタンで共有フォルダカタログを開き、ヘッダーの新規共有フォルダを使います

どちらの場合も、フォルダは作成された時点で準備中の状態でカタログに現れます。アカウント内の全員にフォルダ名が見え、中身を読めるのは Manage を持つ人だけです。公開するまで、共有側に置いたものが同僚に読まれることはありません。

既存の作業フォルダを共有する

変換すると、フォルダのルートの意味が入れ替わります。現在フォルダが持っているものはすべて自分の領域 — my/ ディレクトリ — に移り、ルートは空の共有側になります。そのため**共有…**ダイアログが尋ねるのは1つだけです。そのうちどれを共有側へ公開し、メンバー全員に見せるか。選ばなかったものは my/ に残り、あとから公開もできます。

作業フォルダページの⋯メニューを開いた状態。設定・ファイルを更新・デフォルトに設定・共有…・削除が並んでいる
  1. 作業フォルダの⋯メニュー(サイドバーまたはフォルダページ)から共有…を選択します。ダイアログのタイトルは「{フォルダ名}」を共有するです。
  2. フォルダの名前を確認します。この名前がアカウント内の全員に対するフォルダ名になるため、自分の文脈の外でも分かる名前にしてください(「work 2」ではなく「Q4 キャンペーンレポート」など)。
  3. メンバーと共有する項目で、同僚に渡すものを選びます。既定では未選択ですが、ダイアログ側で扱いが決まっている3つだけは例外です(この手順のあとで説明します)。
  4. 説明を記入します。同僚がカタログでインポートするかどうかを判断するときに読む文章なので、成果物と対象読者を書いてください。
  5. 公開範囲を選択します。カタログに表示(既定 — アカウント内の誰でもフォルダの存在を確認できます)か、非表示(追加したメンバーだけが存在を確認できます)です。フォルダの名前が機微な場合はここで非表示を選んでください。準備中のフォルダも名前はすでに一覧に載ります。
  6. 共有するを選択します。Treasure AI Studioがフォルダを変換し、続いて選んだ項目を my/ から1件ずつ移動しながら「ファイルを移動中… n/total」と表示します。
  7. フォルダページで結果を確認します。「「{フォルダ名}」を共有フォルダにしました」というトーストが表示され、ファイル一覧には公開した項目と、自分のみバッジが付いた my/ の行が並び、バナーが「内容を見られるのは Manage 権限を持つメンバーだけ」であることを説明します。
作業フォルダの共有ダイアログ。名前、「メンバーと共有する項目」に並ぶ3つのトップレベル項目のうち report と research がチェック済み、カタログ用の説明、公開範囲は「カタログに表示」が選択されている

そのフォルダでの自分のチャットはこれまでどおり使えます。変わるのは新しい作業の置き場所です。チャットは共有側から始まり、自分の下書きは my/ 配下に置きます。過去のチャットに書かれたパスは古い場所を指したままなので、uploads/report.pdf と書かれている記録は現在の my/uploads/report.pdf を意味します。

`.claude` と `CLAUDE.md` は、壊す意図がなければ選択したままにしてください

どちらも既定で選択済みで、理由は同じです。共有作業フォルダは指示とアクションを共有側からしか解決しません。.claude を残すとフォルダのアクションは my/ に移り、Treasure AI Studio から見つけられなくなります。ダイアログも「このフォルダには action {N} 件・スケジュール {M} 件があります。.claude を共有するまで動作せず、スケジュールは失敗が続くと自動停止します。」と警告します。CLAUDE.md を残すと、フォルダの指示は自分の領域の普通のファイルに降格します。どちらも後から公開すれば元に戻り、フォルダが再び認識します。

2つの項目はこちらで扱いを決めています。uploads は公開できません — 共有作業フォルダではチャットの添付が my/uploads/ に書き込まれるため、このディレクトリを公開すると添付が2箇所に分かれてしまいます。行には「チャットの添付先 — 自分の領域に残ります。」と注記されます。また my という名前の自分の項目はブロックされます。この名前は自分の領域が使うためで、共有後は my/my として入れ子になります。ダイアログは先にリネームすることを勧めます。

共有ダイアログで my の行が「my は予約名で共有側には置けません」という注記付きで無効になっており、.claude の行は既定でチェック済みで「フォルダのアクションとスキル — 共有するとスケジュールが動き続けます」と説明されている。さらに、既存の my フォルダは共有後 my/my になるため先にリネームすると分かりやすい、というヒントが表示されている

空の共有作業フォルダを作成する

サイドバーの +共有フォルダカタログを開き、新規共有フォルダを選択して、フォルダの名前説明公開範囲を指定します。作成して開くで新しいフォルダに移動します。このフォルダは自分の my/ 以外は空の状態で、2つの初期ワークモードと、唯一の管理者である自分とともに始まります。

公開前の整備

1人の周りで育ってきたフォルダは、引き渡す前にひと通り整えるのが普通です。そのために準備中の状態を使ってください。フォルダを読めるのは管理者だけなので、未完成のフォルダを数日そのままにしておいても安全です。

準備作業の大部分はAIに任せられます。そのフォルダ内のチャットで依頼すれば、文脈を持っているAIが上手にこなします。公開したものと my/ に残っているものの棚卸し、自分向けに書かれた指示をチーム向けの指示に書き換えること、フォルダの外に依存しているファイル(個人の接続、自分だけが入れているスキルなど)の指摘、機微に見えるものの洗い出しを頼んでください。

AIに任せないのは、何を見えるようにするかの決定です。ファイルを公開する操作 — my/ から出すこと — は意図的に人の手に残されています。その移動が共有そのものだからです。ファイル一覧で行をドラッグするか、行のメニューの**共有側へ移動 (my/ から出す)**で行ってください。

フォルダを公開する

公開は、誰を入れるかを決めることと、その人たちに何が見えるかを確認することの2部構成の1つの操作です。どちらも共有設定画面で行い、この画面は共有作業フォルダの⋯メニューから開きます。

共有したばかりの作業フォルダのページ。Manage のワークモードのピルと、「内容を見られるのは Manage を持つメンバーだけで、名前はすでに共有フォルダとして全員に見えている」という準備中バナー、そして「公開する — アクセスできる人を選ぶ」ボタンが表示されている
  1. フォルダページで、準備中バナーの公開する — アクセスできる人を選ぶ →を選択するか、⋯メニューから共有設定を開きます。
  2. メンバーを追加を選択します。
  3. メールアドレスで検索し、アクセス権が必要な人を選択します。
  4. 許可するワークモードで、その人に持たせるワークモードをチェックします。その場でモードを作る場合は、新規モードをチェックし、アクセスレベルと書き込み先のトップレベルフォルダを指定します。
  5. 追加を選択します。フォルダが準備中の間、付与内容は公開時に反映タグ付きの下書きとして保持され、まだ誰もアクセス権を得ません。
  6. 他のグループについても同じ操作を繰り返します。アカウント全体に持たせたいモード(通常は閲覧のみのモード)には、モード行のアカウント全員を使います。
  7. 確認して公開…を選択します。ダイアログには、フォルダの共有側にあるものすべてと、それを読めるようになる人、そして確認用にカタログの説明カタログから非表示にするの設定が表示されます。
  8. ファイル一覧を、同僚が見るものとして読み直してください。共有するつもりのなかったものに気づける最後の機会です。取り出すはファイルの行に表示され、そのファイルを my/ に戻します。フォルダごと戻したい場合は、ダイアログを閉じてフォルダページから移動してください。
  9. 共有フォルダを公開を選択します。アクセス権が付与され、フォルダは準備中を抜けます。
「確認して公開」ダイアログ。見えるようになるファイル(report/ と research/)、カタログの説明、カタログから非表示にする設定、そしてアクセスできる人とそれぞれのワークモード(1件は「公開時に反映」タグ付き)が並んでいる

これで各メンバーのカタログにフォルダが表示され、インポートできるようになります。メンバーは、与えられたモードの中からインポート時にワークモードを選びます。

公開前の付与内容は画面を離れると失われます

公開前に追加した付与内容はブラウザ内にしか存在しません。確認ダイアログを閉じたり画面を離れたりすると「保留中の{N}件の権限を破棄しますか?」と尋ねられ、破棄した場合はメンバーを追加し直すことになります。画面上の他の設定(モード、フォルダ設定)は保存した時点で反映されます。

公開後の管理

公開後は、同じ共有設定画面がフォルダの運用画面になり、変更は保存した時点で適用されます。セクションは次の構成です。

セクション できること
メンバー各メンバーが持つモードと、そのモードの書き込み範囲を確認します。メンバーを追加でアクセス権を足し、メンバー行の編集で残すモードを確定し、フォルダから削除ですべてのアクセス権を取り上げます
ワークモードフォルダのモードとそのメンバー・書き込み範囲を確認します。編集でモードの名前や書き込み可能フォルダを変更でき、モードの削除もできます(使っていたメンバーは閲覧のみになります)
フォルダ設定フォルダの名前説明の変更、カタログから非表示にするの切り替えを行います
危険な操作共有フォルダを削除… — 全メンバーに対して恒久的です

変更する前に知っておきたい挙動が2つあります。

  • 名前の変更は全員に即座に反映されます。 この名前はフォルダの正式名なので、新しいチャットを待たずに全メンバーに届きます。同名の私的フォルダをすでに持っているメンバーには、共有作業フォルダが「{名前}(shared)」として名前調整済みバッジ付きで表示され、そのメンバーが自分のフォルダをリネームすれば正式名に切り替えられます。共有作業フォルダの名前を変更できるのは管理者だけで、他のメンバーには理由付きで読み取り専用として表示されます。
  • 非表示を解除するには名前が空いている必要があります。 非表示のフォルダは、表示中のフォルダと名前が重複していても存在できます。そのためカタログから非表示にするをオフにするときに名前の一意性が再検証され、すでに使われている場合はフォルダのリネームを求められます。

どの変更がいつ反映されるか — そしてメンバーが最後のワークモードを失った瞬間に何が見えるか — は変更が反映されるタイミングを参照してください。

共有作業フォルダを削除する

削除は恒久的で、全員に影響します

共有作業フォルダを削除すると、全メンバーのワークスペースから消え、各メンバーの my/ を含むファイルが恒久的に削除されます。エクスポートも取り消しもできません(「エクスポート機能はありません — 必要なファイルは先に移動してください。」)。そのフォルダで実行中のチャットは停止されます。

目的が「フォルダを壊す」ことではなく「共有をやめる」ことなら、削除しないでください。代わりにメンバーのワークモードを取り消してください。保持者が1人だけになればフォルダは準備中に戻り、ファイルはすべて残ります。

完全に削除する手順:

  1. 残したいものは私的な作業フォルダへ移します(my/ もフォルダと一緒に削除されます)。
  2. フォルダの⋯メニューから共有設定を開きます。
  3. 危険な操作までスクロールし、**共有フォルダを削除…**を選択します。確認ダイアログに、アクセス権を失うメンバー数が表示されます。
  4. 確認のためフォルダ名を入力します。
  5. 削除を選択します。
共有作業フォルダの削除確認ダイアログ。2人のメンバーがファイルへのアクセスを失うこと、エクスポート機能がないことが警告され、削除の前にフォルダ名の入力を求めている

各メンバーのそのフォルダでのチャットと自分の領域も一緒に削除され、そのフォルダをデフォルトにしていたメンバーは、次に選ぶまでデフォルトなしの状態になります。

トラブルシューティング

症状 対処
フォルダの⋯メニューに**共有…**がないそのフォルダはすでに共有作業フォルダです。フォルダを二重に共有することはできず、逆方向の変換もありません
共有ダイアログで my という名前の項目が選べないこの名前は自分の領域のマウント先なので、その名前で共有側に公開することはできません。共有後は my/my として入れ子になるため、紛らわしければ先にリネームしてください
変換中に「一部のファイルを移動できませんでした」と表示される項目は1件ずつ移動するため、失敗しても他はそのまま残ります。残りを再試行で未完了分だけを再実行できます。共有側に同名がある場合は上書きせず拒否されるので、どちらかをリネームして再試行してください
「設定は保存されましたが、アクセス権の付与に失敗しました。」説明と公開範囲は保存され、付与だけが失敗しました。もう一度共有フォルダを公開を選択してください。再送されるのは付与内容だけです
「フォルダは作成されましたが、準備を完了できませんでした。」フォルダは存在します。共有フォルダカタログから開いて続行してください。失われたものはありません
公開後、メンバーに自分の名前しか出ない公開の前に下書きの付与内容が破棄されました(公開までブラウザ内に保持されます)。メンバーを追加し直して公開してください
メンバーのカタログにフォルダが出ないと言われるフォルダが非表示で、そのメンバーがワークモードを持っていないため見えていません。モードに追加するか、カタログから非表示にするをオフにしてください
共有した直後にフォルダのアクションが動かなくなった.claude を選ばなかったため、アクションが my/ にあってフォルダから解決できません。.claudemy/ から公開し、その間に自動停止したスケジュールを再度オンにしてください
メンバーを追加したのに準備中のままになるこのタグは、アクセス権が1人を超えて広がったときに外れます。付与内容が下書きのままになっていないか、そのメンバーがメンバーセクションでモードに割り当てられているかを確認してください

次のステップ

  • ワークモード — アクセスレベル、割り当て、チャットが動くモードの決まり方
  • 共有作業フォルダを使う — 同僚側の操作、インポートから最初のチャットまで
  • 共有作業フォルダ — 共有作業フォルダの構造と、共有されるものと自分だけのもの
  • アクション — 共有するワークフローを、メンバーがワンクリックで実行できる形にまとめる