# AIが生成するファイル

Treasure AI Studio に「先四半期の結果をまとめたプレゼンテーションを作成して」と依頼すると、説明文ではなく実際のPPTXが生成されます。分析はクエリ結果で終わることはほとんどありません。関係者が必要とするのは、確認し、コメントし、転送できるデッキやレポート、スプレッドシートであり、分析ツールからドキュメントツールへの引き継ぎは、いずれも作業が滞る地点です。Studio は成果物そのものを会話の出力にすることで、その隔たりを埋めます。このページでは、AIが生成できるもの、依頼の仕方、そしてできあがったファイルが手元に届くまでを説明します。

注意
AIはセキュアなサーバーサイドのサンドボックス内でファイルを生成します。AIがファイルを書き込み、Studioがプレビューおよびダウンロード用に提供します。AIはローカルファイルシステムにアクセスしません。すべてのファイル操作はサーバーサイドで行われ、ダウンロードのタイミングはユーザーが選択します。

## 目的

AIにドキュメントファイルを依頼し、生成されたファイルがどのように提示されどこに保存されるかを理解して、会話を離れずに修正できるようにします。

## 前提条件

- Treasure AI Studioにサインイン済みであること（[はじめに](/ja/products/ai-studio/getting-started)）
- チャットインターフェースに慣れていること（[AIチャットインターフェース](/ja/products/ai-studio/chat/chat)）
- ドキュメント生成のスキルが1つ以上有効であること（プリインストールの既定構成でこれらの形式は揃っています。[Plugin Marketplace](/ja/products/ai-studio/skills/marketplace)）


## ファイル出力が重要な理由

Treasure AI Studio はアプリケーションを切り替えることなく会話を共有可能なドキュメントに変えます。これによって、各ロールが一度の作業で完了できる範囲が変わります。

- **マーケター:** キャンペーンのパフォーマンスデッキを依頼すると、チャートと要点を含む、そのまま発表できるPPTXが得られます
- **データアナリスト:** クエリ結果をExcelにエクスポートし、適切な列見出しと、データの切り口ごとの複数シートを備えたファイルにできます
- **ソリューションエンジニア:** セグメント定義とジャーニーフローを含む、顧客のCDP構成を記録したPDFレポートを生成できます
- **CDPプロジェクトオーナー:** スレッドの外の人が読まないチャットのログではなく、そのまま回覧できる分析のまとめを文書として受け取れます


## 対応するファイル形式

ファイル生成はチャット自体の機能ではなく[スキル](/ja/products/ai-studio/skills/skills)によって提供されます。これらの形式を書き出せるプラグインは複数あり、プリインストールの既定構成で Excel、Word、PowerPoint、PDF が使えるほか、ブランド適用済みのデッキやダッシュボードレポートなど独自のドキュメント出力を追加するプラグインもあります。どのスキルを使うかを選ぶ必要はありません。依頼内容に合うものをAIが選びます。

| 形式  | 拡張子  | AIが生成するもの  | 主な用途  |
|  --- | --- | --- | --- |
| **PowerPoint** | `.pptx` | タイトル、箇条書き、ネイティブのチャート、テーブル、画像を含むスライドデッキ | 四半期レビュー、キャンペーンのまとめ、関係者向けプレゼンテーション |
| **Word** | `.docx` | 見出し、段落、テーブル、リストを含む書式付きドキュメント | 分析レポート、プロジェクトドキュメント、要件定義書 |
| **PDF** | `.pdf` | 読み取り専用で共有するためのポータブルドキュメント | エグゼクティブサマリー、コンプライアンスレポート、顧客向け成果物 |
| **Excel** | `.xlsx` | 構造化データ、複数シート、列見出しを備えたワークブック | データエクスポート、ピボット用データセット、財務モデル |


AIはこの4形式に限定されません。サンドボックス内でコードによって書けるもの — HTMLダッシュボード、Markdownレポート、CSVの抽出、Mermaidダイアグラム、画像、ジャーニー定義 — もすべて、開いてダウンロードできるファイルです。Studioが描画できるものについては [File Viewers](/ja/products/ai-studio/files/file-viewers) を参照してください。

ドキュメント生成が利用できない場合
ドキュメントを書き出すプラグインはユーザーごとに無効化でき、管理者が組織の既定値を変更することもできます。AIがデッキを作成せずに説明だけを返す場合は、**Settings → Marketplace** を開き、ドキュメント生成のプラグインが有効になっているか確認してください。プラグインの変更が反映されるのは新しいチャットからで、すでに開いている会話には適用されません。[Plugin Marketplace](/ja/products/ai-studio/skills/marketplace)を参照してください。

## ファイルを依頼する

自然な言葉でAIに依頼します。形式が重要な場合は明示してください。

| 依頼  | 得られるもの  |
|  --- | --- |
| 「Q1の結果についてプレゼンテーションを作成して」 | 主要指標ごとのスライド、チャート、まとめを含むPPTX |
| 「セグメント戦略についてレポートを書いて」 | 見出し、分析セクション、提言を含むDOCX |
| 「このクエリ結果をExcelにエクスポートして」 | 名前付きシートに型付きの列でデータが入ったXLSX |
| 「この会話のPDFサマリーを生成して」 | 書式付きテキスト、テーブル、参照されたチャートを含むPDF |


ヒント
具体的に指定すると出力を制御できます。「地域ごとに1枚、計5枚のデッキを作成し、各スライドに棒グラフを入れて、発表者ノートも付けて」。依頼に構造があるほど、ファイルにも構造が現れます。ファイル名の指定 — 「`reports` フォルダに `q1-review.pptx` として保存して」 — も、フォルダのルートではなく目的の場所に置くために有効です。

## ファイルが手元に届くまで

ファイルを生成することと、それをユーザーに見せることは別の手順です。ファイルが存在するのにチャットに現れないことがあるのは、このためです。

1. **設計** — AIが依頼内容と利用可能なデータから、ファイルの構造（スライド、セクション、シート）を決めます
2. **書き込み** — AIがサンドボックス内で、通常はコードを生成・実行してファイルを書き込みます。書き込み先はそのチャットが属する作業フォルダです
3. **提示** — AIがファイルを提示するツールを呼び出し、チャットのストリームに**ファイルカード**が現れます。カードには拡張子付きのカテゴリアイコン、ファイル名、ファイルの種類が表示され、サイズが判明していれば種類の前に付きます（例：「248.6 KB · PowerPoint」）
4. **表示** — カードを選択するとファイルが[ビューア](/ja/products/ai-studio/files/file-viewers)のタブで開きます。カードのダウンロードボタンから直接保存することもできます


どれが主要な出力かを判断するのはAIです。成果物を1つだけ提示し、中間ファイル・設定ファイル・依存ファイルは省くよう指示されているため、複数ファイルの出力 — 例えばHTMLレポートとそのスクリプト — ではエントリポイントの1枚だけがカードになります。**ただしこの判断は常に正しいとは限りません。** あなたが成果物だと思っているファイルが作業用ファイルと見なされてカードにならないことも、長いタスクでは提示の手順自体が飛ばされることもあります。カードがないことは、ファイルが存在しないことを意味しません。サイドバーのファイルツリーか作業フォルダのページで作業フォルダを閲覧するか、どのファイルをどこに書き込んだかをAIに尋ねてください。

sale_trends_2026.htmlという生成ファイルのチャット内ファイルカード。.htmlと記された青いドキュメントアイコン、ファイル名、HTMLという種類ラベル、ダウンロードボタンが表示されている
技術的な注意事項
ファイルの生成はチャットのサンドボックス内、サーバー側で行われます。チャットの[作業フォルダ](/ja/products/ai-studio/concepts/work-folders)内に書き込まれたファイルは会話の終了後もそこに残り、AIが環境内のそれ以外の場所に書き込んだファイルはチャットとともに消えます。[チャット終了後に残るもの](/ja/products/ai-studio/security#%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%88%E7%B5%82%E4%BA%86%E5%BE%8C%E3%81%AB%E6%AE%8B%E3%82%8B%E3%82%82%E3%81%AE)を参照してください。

## 生成されたファイルを修正する

やり直すのではなく、同じ会話の中で反復してください。「APAC の結果のスライドを追加して」「タイトルを Q1 Review に変更して」「更新後の税率でD列を再計算して」のように普通の言葉で変更を依頼すれば、AIがその場でファイルを書き直します。最初のバージョンの背後にあるデータと判断はすでにチャットが保持しているため、修正の依頼でそれらを繰り返す必要はありません。

修正について知っておくべきことが2つあります。

- **ビューアは読み取り専用です。** いずれの形式もStudio内では編集できません。修正は会話を通じて行うか、ファイルをダウンロードしてその形式に対応したアプリケーションで編集します。
- **AIは差分を当てるのではなく書き直します。** Studioの外で編集して再アップロードしたファイルに変更を依頼する場合は、どのバージョンを基にするかを明示してください。そうしないと、AIが自分の書いた内容の記憶から再生成することがあります。


## 生成されたファイルの保存場所

生成されたファイルは、チャットではなくそのチャットが保存されている[作業フォルダ](/ja/products/ai-studio/concepts/work-folders)に属します。会話が削除されたり期限切れになったりした後も残り、その作業フォルダ内の他のすべてのチャットから読み取れます。

生成されたファイルも他のファイルとまったく同じように閲覧・整理できます。サイドバーのファイルツリーか作業フォルダページから、名前変更・移動・ダウンロード・削除が可能です。[作業フォルダ内でのファイル整理](/ja/products/ai-studio/files/file-upload-download#%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%80%E5%86%85%E3%81%A7%E3%81%AE%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E6%95%B4%E7%90%86)を参照してください。

例外は、作業フォルダに**属さない**チャットです。この場合、ファイルはチャットとともに削除されます。必要なものはダウンロードするか、作業フォルダに書き込むようAIに依頼してください。[ファイルの保持と削除](/ja/products/ai-studio/files/file-upload-download#%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%AE%E4%BF%9D%E6%8C%81%E3%81%A8%E5%89%8A%E9%99%A4)を参照してください。

## 確認

このガイドを読むと、次のことができるようになります：

- [ ] AIにPPTX、DOCX、PDF、XLSXファイルの生成を依頼する
- [ ] チャットのストリームでファイルカードを見分け、ビューアでファイルを開く
- [ ] 共有や追加編集のためにファイルをダウンロードする
- [ ] AIが提示しなかった生成ファイルを、作業フォルダのファイルツリーから見つける
- [ ] 同じ会話の中で、生成されたファイルの修正をAIに依頼する


## トラブルシューティング

| 問題  | 解決方法  |
|  --- | --- |
| AIがドキュメントを作成せず説明だけを返す | **Settings → Marketplace** でドキュメント生成のプラグインが有効か確認し、新しいチャットを開始してください。プラグインの変更は開いている会話には適用されません。形式を明示して依頼し直す（「.pptx ファイルとして出力して」）のも有効です |
| AIはファイルを書いたと言うが、ファイルカードが現れない | どのファイルを提示するかはAIが判断するため、目的のファイルを成果物と認識しないことがあります。その場合、書き込まれていてもカードは出ません。作業フォルダのサイドバーのファイルツリーか作業フォルダページでファイルを探すか、書き込んだパスをAIに尋ねて、そのファイルを開くよう依頼してください |
| チャット終了後に生成ファイルが見つからない | 永続するのは作業フォルダ内に書き込まれたファイルだけです。そのチャットがまだ残っていれば、開いてAIに作業フォルダへ保存し直すよう頼んでください。[チャット終了後に残るもの](/ja/products/ai-studio/security#%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%88%E7%B5%82%E4%BA%86%E5%BE%8C%E3%81%AB%E6%AE%8B%E3%82%8B%E3%82%82%E3%81%AE)を参照してください |
| 表示されたデッキやドキュメントが元と異なる | Studioのビューアは忠実な近似であり、ピクセル単位で一致するものではありません。正確な表示が必要な場合は、ファイルをダウンロードして PowerPoint、Word、Excel で開いてください |
| プレビューが空白、または解析エラーになる | 大きなファイルは描画に時間がかかります。エラーが続く場合はファイルが壊れている可能性があります。AIに再生成を依頼するか、ダウンロードしてローカルで開いてください。[ビューアーエラー](/ja/products/ai-studio/files/file-viewers#%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%A8%E3%83%A9%E3%83%BC)を参照してください |


## 次のステップ

- [ファイルビューアー](/ja/products/ai-studio/files/file-viewers) — Studioが各形式をどう描画するか、各ビューアーにできること・できないこと
- [ファイルのアップロードとダウンロード](/ja/products/ai-studio/files/file-upload-download) — 元データのアップロードと作業フォルダのファイル整理
- [プラグインマーケットプレイス](/ja/products/ai-studio/skills/marketplace) — ドキュメント生成を提供するプラグインの有効化と無効化
- [結果をチャートにする](/ja/products/ai-studio/query/query-results#%E7%B5%90%E6%9E%9C%E3%82%92%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AB%E3%81%99%E3%82%8B) — ドキュメントではなくチャートを依頼する
- [クエリ結果の読み方](/ja/products/ai-studio/query/query-results) — AIにExcelへのエクスポートを依頼できる表形式データ