このガイドは、組織全体のTreasure AI Voice展開を管理するエンタープライズ管理者向けです。認証、デバイス管理、ユーザー管理、セキュリティ機能について説明します。
管理ダッシュボードにアクセスするには、まず組織を有効化する必要があります。Treasure AIから招待リンクが送付されますので、組織の有効化の手順に従って初回セットアップを完了してください。
Web管理ダッシュボードは、組織のTreasure AI Voice展開を一元管理する機能を提供します。
| リージョン | URL |
|---|---|
| Japan (AP01) | voice-console.ap01.treasure.ai |
- Devices — すべてのPLAUDデバイスと割り当てられたユーザーの表示・管理。
- Recordings — 録音の閲覧、確認、削除。
- Audit Logs — すべてのアクティビティの完全な監査証跡の表示。
- Members — ユーザーの管理 — 招待、削除、ロールの割り当て。
- AI Lens(オプション) — AIによる分析とインサイト。
- Export(オプション) — 録音、文字起こし、要約、デバイスインベントリをTreasure Data CDPにストリーミング。
- Legal — Treasure Dataの利用規約、プライバシーステートメント、その他の法的文書へのアクセス。
Treasure AI Voiceは2つの認証方法をサポートしています:
| 方法 | 説明 |
|---|---|
| Sign in with Google | 組織のGoogle Workspaceアカウントを使用して認証します。 |
| メール / パスワード | 管理者から提供された認証情報でサインインします。 |
SAML 2.0、Microsoft Entra ID(Azure AD)、Okta、その他のエンタープライズIDプロバイダーとの直接連携は、現在サポートされていません。組み込みのソーシャルIDプロバイダーはGoogleのみです。
現時点では、Google Workspaceのサインインを企業IdPで制御している組織は、Sign in with Googleを使用することで、認証時にその制御を継承できます。これは新規サインインにのみ影響します。上流でユーザーをプロビジョニング解除しても、アクティブなセッションは終了せず、Treasure AI Voiceのユーザーレコードも削除されません。アクセスを完全に取り消すには、Enterprise AdminがMembersページからユーザーを削除する必要があります。
Devicesページ(Device Fleetとも呼ばれます)は、組織全体に展開されたすべてのPLAUDデバイスのリアルタイム概要を提供します。

ページ上部のサマリーカードには以下が表示されます:
- Total Devices: 組織に登録されたデバイスの総数。
- Active: 現在アクティブで稼働中のデバイス。
- Locked: 管理者によってリモートロックされたデバイス。
- Low Battery: バッテリー残量が少ないデバイス。
デバイスは割り当てられたユーザー(名前とメール)ごとにグループ化されます。各デバイス行には以下が表示されます:
| カラム | 説明 |
|---|---|
| Serial | デバイスの一意のシリアル番号。 |
| Battery | 現在のバッテリー残量のパーセンテージ、または最近同期されていない場合は「Unreachable」。 |
| Last Sync | デバイスが最後にモバイルアプリと同期してからの経過時間。 |
| Firmware | デバイスに現在インストールされているファームウェアバージョン。 |
| Status | 現在のデバイスステータス(Active、Locked)。 |
| Actions | デバイスのリモートロックまたはロック解除。 |
デバイスを紛失または盗難された場合、リモートでロックできます:
- Devicesに移動します。
- シリアル番号または割り当てられたユーザーでデバイスを検索します。
- ActionsカラムのLockボタンをクリックします。
- デバイスステータスがLockedに変わります。このアクションは監査ログに記録されます。
デバイスのロックは、ハードウェア自体を無効化するものではなく、デバイスのアカウントとコネクションをソフトウェア上でロックするものです。ロックされたデバイスがその後見つかった場合は、Enterprise Adminが(Devicesページから)ロックを解除するまで、再び使用することはできません。
Recordingsページには、組織メンバーのすべての文字起こしが表示されます。

検索バーを使用して、ユーザーのメールアドレスまたは名前で録音を検索できます。各録音行には以下が表示されます:
| カラム | 説明 |
|---|---|
| Meeting | 録音タイトルと文字起こし内容のプレビュー。再生ボタンをクリックして聴くことができます。 |
| User | 録音を作成したユーザーの名前とメールアドレス。 |
| Device | 録音に使用されたPLAUDデバイスのシリアル番号。 |
| Duration | 録音の長さ。 |
| Recorded | 録音がキャプチャされた日時。 |
| Status | 処理ステータス(例:Completed)。 |
| Actions | 録音の削除。 |
一覧の行をタップすると録音の詳細画面が開き、文字起こし、サマリー、アクションアイテム、Key Topics(タグ)の閲覧とコピーができます。Enterprise Adminは、この詳細画面から直接タグを編集することもできます — 詳しくはUser GuideのKey Topics(タグ)をご覧ください。
Recordings一覧で任意のタグチップをクリックすると、そのタグが付与された録音にリストを絞り込めます。このフィルターは、現在のページだけでなく、組織全体の録音セットを対象に動作します。
Audit Logsページは、プラットフォーム上のすべてのアクティビティの完全な監査証跡を提供します。ログは7年間保持されます。

各ログエントリには以下が表示されます:
| カラム | 説明 |
|---|---|
| Device Serial | 関連するデバイスのシリアル番号(該当する場合)。 |
| Event Type | イベントの種類 — 下記のイベント種別リファレンスを参照してください。 |
| Details | イベントの追加コンテキスト(利用可能な場合)。 |
| Actor | アクションを実行したユーザーのメールアドレス。 |
| Timestamp | イベントが発生した日時。 |
監査ログでは、以下のイベントがカテゴリ別に記録されます:
| イベント | 説明 |
|---|---|
| User Login | ユーザーが正常にサインインしました。 |
| User Logout | ユーザーがサインアウトしました。 |
| User Invited | Enterprise Adminが新しいユーザーを招待しました。詳細には、招待されたメールアドレスと割り当てられたロールが含まれます。 |
| User Accepted Invite | 招待されたユーザーがアカウント設定を完了しました。 |
| User Accepted Terms | ユーザーがアプリ内の利用規約に同意しました。 |
| User Deactivated | ユーザーアカウントが無効化されました。 |
| User Removed | ユーザーが組織から削除されました。詳細には、削除されたユーザーのメールアドレスと以前のロールが含まれます。 |
| Role Changed | ユーザーのロールが更新されました。 |
| イベント | 説明 |
|---|---|
| Device Provisioned | デバイスが組織のインベントリに追加されました。詳細には、プロビジョニング元とファームウェアバージョンが含まれます。 |
| Device Assigned | デバイスが特定のユーザーに割り当てられました。 |
| Device Bound | ユーザーがデバイスをモバイルアプリとペアリングしました。デバイスがまだプロビジョニングされていない場合、このイベントによって自動プロビジョニングも実行されます。 |
| Device Unbound | デバイスとユーザーアカウントのバインドが解除されました。 |
| Device Depaired | デバイスのペアリングが強制的に解除されました(例:Enterprise Adminによる操作)。 |
| Device Locked | デバイスがEnterprise Adminによってリモートロックされました。 |
| Device Unlocked | 以前ロックされていたデバイスのロックが解除されました。 |
| Device Heartbeat | デバイスがヘルスステータスを報告しました。ダッシュボードでは、低バッテリーアラートを含むハートビートイベントのみが表示されます。 |
| Firmware Updated | デバイスのファームウェアバージョンが変更されました。 |
| イベント | 説明 |
|---|---|
| Recording Created | 新しい録音がアップロードされ、保存されました。 |
| Recording Transcribed | 文字起こしとAI要約が正常に完了しました。 |
| Recording Failed | 処理に失敗しました。詳細には、TRANSCRIBE_JOB_FAILED や PROCESSING_ERROR などの失敗理由が含まれます。 |
| Recording Deleted | 録音がクラウドストレージから削除されました。詳細には、録音ファイル名が含まれます。 |
Membersページでは、ユーザーとチームの割り当てを管理できます。

| カラム | 説明 |
|---|---|
| Name | ユーザーの表示名。 |
| ユーザーのメールアドレス。 | |
| Role | ユーザーロール — Regular UserまたはEnterprise Admin。 |
| Status | アカウントステータス(Active)。 |
| Last Login | ユーザーの最新ログイン日。 |
| Actions | ユーザーの削除(Regular Userのみ)。 |
- 右上のInvite Userボタンをクリックします。
- ユーザーのメールアドレスを入力します。
- ロールを割り当てます(Regular UserまたはEnterprise Admin)。
- ユーザーに組織への参加招待メールが送信されます。
招待リンクの有効期限は6日間です。この期間内にユーザーが招待を承認しなかった場合は、Membersページから新しい招待を再発行してください。
| ロール | 権限 |
|---|---|
| Regular User | 自分の録音と文字起こしのみにアクセスできます。 |
| Enterprise Admin | 組織全体へのフルアクセス — Web管理ダッシュボードからデバイス、メンバー、録音、セキュリティ設定、監査ログを管理できます。 |
Enterprise Adminアカウントは、Membersページから削除できません。
AI Lensは、管理者が組織のミーティングデータ、デバイス、アクティビティについて自然言語で質問できる機能です。

テキストフィールドに質問を入力し(例:「先週の主な決定事項は?」)、Ask AIをクリックします。AI Lensが組織の録音を分析し、インサイトを含むエグゼクティブサマリーを返します。
分析範囲は検索フィールドの下に表示されます(例:「Analyzed: 75 recordings, 11 users, 15 devices, 500 events (last 30 days)」)。
右上のConfigureをクリックして分析設定を調整できます。
Exportページでは、管理者が組織の録音、文字起こし、AI要約、デバイスインベントリを自社のTreasure Data CDPデータベースにストリーミングできます。エクスポートしたデータは、他の顧客データと結合して分析、セグメンテーション、アクティベーションに活用できます。
セットアップ、エクスポートされるテーブルのスキーマ、クエリのガイダンスについては、Treasure Data CDP Integrationを参照してください。
Legalページから、Treasure AI Voiceの利用を規定するTreasure Dataの法的文書に直接アクセスできます:
- Terms of Service(利用規約)
- Voice Supplemental Terms(Voice追加規約)
- AI Terms(AI規約)
- AI Acceptable Use Policy(AI利用規定)
- Privacy Statement(プライバシーステートメント)
各リンクから、Treasure Dataウェブサイト上の最新版の文書が開きます。