1 つの認証情報で、すべてのプラットフォームに対応します。Treasure AI Studio は既存の Treasure AI アカウントで認証を行うため、管理すべき API キーも、組織の SSO 以外に覚えるパスワードもありません。サインインのフローはプラットフォームによって少し異なり、Web は URL からリージョンが決まる一方、Desktop と Mobile ではリージョンを選択します。このページでは 3 つすべてのフローと、セッションが更新される仕組み、正しくサインアウトする方法を説明します。
Treasure AI Studio は、OAuth 2.0 Authorization Code フローと PKCE を使用し、Treasure AI 経由で組織の ID プロバイダーへフェデレーションしてサインインします。認証情報は ID プロバイダーに送られ、Studio に渡ることはありません。認可コードがブラウザの URL に露出することもありません。
お使いのプラットフォームで Treasure AI Studio にサインインし、再度の入力を求められずに更新されるセッションを確立します。
- SSO アクセスが有効な Treasure AI アカウント
- アカウントのリージョン(US01、AP01、EU01、AP02 のいずれか。Desktop と Mobile では必須です。Web は URL から判定します)
Treasure AI Studio は 4 つの本番リージョンで稼働しています。それぞれが独立したデプロイであり、お客様のアカウントはそのうち 1 つに存在します。
| リージョン | 表示 | AWS リージョン |
|---|---|---|
| US01 | US01 - アメリカ合衆国 | us-east-1(バージニア北部) |
| AP01 | AP01 - 日本 | ap-northeast-1(東京) |
| EU01 | EU01 - ヨーロッパ | eu-central-1(フランクフルト) |
| AP02 | AP02 - 韓国 | ap-northeast-2(ソウル) |
リージョンは、Studio のデータが保存される場所と、プロンプトを処理する地理的範囲を決定します。リージョンごとの LLM データレジデンシーを参照してください。サインイン中のセッションのリージョンを確認するには、設定 → プロフィールを開き、環境の値(例:production-us01)を確認します。
サインイン画面に表示されるのは、Treasure AI Studio が稼働しているリージョンのみです。お客様のアカウントのリージョンが表示されない場合は、担当のカスタマーサクセスマネージャーにお問い合わせください。
Web では、開いた URL がリージョンを決定します。リージョンごとに専用の Studio アドレスがあるため、リージョンの選択画面はありません。
- 組織の Treasure AI Studio の URL を開きます。
- サインイン画面に Treasure AI Studio のロゴ、見出し「Treasure AI Studio へようこそ」、そしてボタンが 1 つ表示されます。
- [Treasure Dataでサインイン] をクリックします。
- 同じブラウザタブで Treasure AI のサインインページが開きます。認証情報を入力するか、組織の ID プロバイダーのフローを完了します。
- 認証が完了するとブラウザが Studio に戻ります。セッションの確立中に「サインイン中…」が短時間表示され、その後 Studio のランディングページが読み込まれます。
各リージョンは専用のホスト名で提供されるため、URL を開いた時点でリージョンの選択が完了しています。Web で別のリージョンにサインインするには、そのリージョンの URL を開いてください。アプリ内で切り替える操作はありません。
Desktop アプリはすべての本番リージョンに接続できるため、サインイン前にリージョンの選択を求めます。
- Treasure AI Studio を起動します(macOS ではアプリケーションから、Windows ではスタートメニューから)。
- ウェルカム画面に見出し「Treasure AI Studio へようこそ」とサブタイトル「サインインするリージョンを選択してください」が表示されます。
- リージョンを選択します。各行はラベルと説明が付いたラジオボタンです(例:「US01 - アメリカ合衆国」)。
- [Treasure Dataでサインイン] をクリックします。
- 既定のシステムブラウザで Treasure AI のサインインページが開きます。認証情報を入力して認証を完了します。
- ブラウザが自動的に Desktop アプリへ制御を戻します。「サインイン中…」の画面が短時間表示され、その後 Studio が使用可能になります。
リージョンの選択画面は最初のリージョンが選択済みの状態で表示され、[Treasure Dataでサインイン] は最初から有効です。クリックする前に、選択されている行が自分のリージョンであることを確認してください。そうでない場合、アカウントが存在しない別のリージョンのサインインページへ送られます。
Desktop アプリは OAuth のコールバック用にカスタム URL スキームを登録します。ブラウザで認証が完了すると、認可コードがそのスキーム経由でアプリへ戻り、PKCE を使ってトークンと交換されます。アプリはそのトークンを OS のキーストア(macOS では Keychain、Windows では DPAPI)で暗号化して保存します。平文で保存することはありません。
ブラウザからアプリに戻らない場合:
- 認証を完了する時点で Treasure AI Studio が起動したままであることを確認してください。
- アプリを終了して再起動し、もう一度サインインしてください。
- アプリがカスタム URL スキームのハンドラーとして登録されている必要があります。ほとんどの場合、再インストールで登録が復旧します。
- iPhone または iPad で Treasure AI Studio を開きます。
- ウェルカム画面に「Treasure AI Studio へようこそ」とサブタイトル「サインインするリージョンを選択してください」が表示されます。
- アカウントのリージョンをタップします。各項目にはラベルと説明が付いたラジオボタンが表示されます(例:「US01 - アメリカ合衆国」)。最初のリージョンが選択済みの状態なので、タップした行が自分のリージョンであることを確認してください。
- [Treasure Dataでサインイン] をタップします。
- アプリ内ブラウザで Treasure AI のサインインページが開きます。認証情報を入力して認証を完了します。
- ブラウザが閉じ、セッションの確立中に「読み込み中...」のインジケーターが短時間表示されます。
iOS アプリはリフレッシュトークンを iOS Keychain に基づくデバイスのセキュアストレージに保存します。次回以降の起動ではサイレントにセッションを更新するため、リフレッシュトークンが失効するかサインアウトするまでサインインしたままになります。
トラブルシューティング:
- サインインページが読み込まれない — ネットワーク接続を確認し、アカウントに対して正しいリージョンを選択しているか確認してください。
- 一定時間操作しないとサインイン画面が表示される — もう一度 [Treasure Dataでサインイン] をタップしてください。アプリはまずサイレントな更新を試みます。
| 項目 | 挙動 |
|---|---|
| トークンの保存先 | Web: ID SDK が管理するブラウザのセッション。Desktop: OS のキーストア(macOS Keychain、Windows DPAPI)で暗号化されたローカルのトークン。Mobile: iOS Keychain に基づくデバイスのセキュアストレージ。 |
| トークンの更新 | 自動。有効期限前に更新され、入力を求められることはありません。 |
| 複数デバイス | Web、Desktop、Mobile に同時にサインインできます。 |
| 複数アカウント | 1 セッションにつき 1 アカウントです。別のアカウントやリージョンを使うには、先にサインアウトしてください(Desktop と Mobile)。Web では別リージョンの URL を開きます。 |
| サインアウト | Web / Desktop: 設定 → プロフィール → [サインアウト]。Mobile: 設定シート → [サインアウト]。 |
サインインは Studio のセッションを確立します。それとは別に、Studio はエージェントがデータ操作に使う Treasure AI の認証情報を保持しており、その認証情報はエージェントのサンドボックス内に置かれることがありません。認証情報はサンドボックスに入らないを参照してください。
- サイドバーのフッターにあるユーザーアバターをクリックして設定を開きます。
- 左側のナビゲーションで、ユーザー配下のプロフィールをクリックします。
- [サインアウト] をクリックします。
- ヘッダー左上のユーザーアイコンをタップして設定シートを開きます。
- シート下部の [サインアウト] をタップします。
- 確認のダイアログで承認します。
サインアウトするとローカルのセッションがクリアされ、ローカルの状態がリセットされます。チャット履歴、ファイル、作業フォルダの設定はサーバー側に残り、次回サインイン時に利用できます(組織のチャットデータ保持期間の範囲内)。
設定 → プロフィールには [TD認証情報を無効化] もあります。これは Studio からサインアウトせずに、エージェントがデータ操作に使う Treasure AI の認証情報を削除します。次にエージェントが Treasure AI へのアクセスを必要としたときに、あらためて認可を求められます。
誤った Treasure AI アカウントで認可してしまった場合や、権限の変更後に再認可を強制したい場合に使用します。
[TD認証情報を無効化] はデータアクセス用の認証情報のみを消去し、Studio のセッションは継続します。[サインアウト] はセッションを終了しますが、保存されたデータアクセス用の認証情報は次回サインインのために残ります。デバイスを他の人に渡す場合はサインアウトしてください。
- Studio のランディングページに「Let's build something」というタイトルが表示される
- サイドバーのフッター(Web / Desktop)または設定シート(Mobile)にメールアドレスが表示される
- 設定 → プロフィールの環境の値が、お使いのリージョンとして想定したものになっている
- テストメッセージを送るとエージェントから応答がある
| 問題 | 解決策 |
|---|---|
| サインイン後に空白のページにリダイレクトされる | 正しいリージョンを選択しているか(Desktop / Mobile)、正しいリージョンの URL を開いているか(Web)を確認してください。ブラウザのキャッシュをクリアするか、アプリを再起動して再試行してください。 |
| 「Authentication failed」と表示される | Treasure AI の認証情報が有効で、組織で Treasure AI Studio が有効化されていることを確認してください。解決しない場合は管理者にお問い合わせください。 |
| セッションが予期せず切れる | 一定時間操作がないとセッションは終了します。もう一度サインインしてください。チャット履歴はサーバー側に保持されています。 |
| 特定のネットワークからのみサインインに失敗する | ID プロバイダーがサインインを開始できるネットワークを制限している可能性があります。アクセス制御を参照してください。 |
| 誤った Treasure AI アカウントでサインインしてしまった | 設定 → プロフィールの [TD認証情報を無効化] で保存されたデータアクセス用の認証情報を消去し、あらためて認可してください。 |