# クエリの回答がおかしいとき

おかしく見える数値には、いくつもの作者候補がいます。あなたが出したリクエスト、SQLを形づくったスキル、SQLの文そのもの、クエリエンジン、そして返ってきた内容に対するモデルの読み取りです。このページはその切り分けです。症状から原因の層を引き当て、直すべき場所に時間を使えるようにします。そもそもなぜ回答がぶれるのか、チーム全体でぶれを止めるにはどうするかは[安定した回答を得る](/ja/products/ai-studio/concepts/reliable-answers)を参照してください。

まずこの2つを確認
**SQLは意図どおりですか。** ツールコールを展開して文を読んでください。それがデータに実際に投げられた問いです。**SQLスキルは有効ですか。** 既定では有効になっておらず、無効のままだとエージェントは汎用的なSQLを書きます。[SQLスキルを有効にする](/ja/products/ai-studio/query/query-execution#sql%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%AB%E3%82%92%E6%9C%89%E5%8A%B9%E3%81%AB%E3%81%99%E3%82%8B)を参照してください。

## 前提条件

- Treasure AI Studioにサインイン済みであること（[はじめに](/ja/products/ai-studio/getting-started)）
- ツールコールの読み方を理解していること（[クエリ結果の読み方](/ja/products/ai-studio/query/query-results)）


## 回答がおかしいときに確認すること

| 症状  | 考えられる原因  | 対処  |
|  --- | --- | --- |
| SQLがTD関数を使わない、テーブル全体をスキャンする、エンジンの選択が不適切 | スキル | **設定 → マーケットプレイス**で **sql-skills** を有効にしてください。既定では無効です（[SQLスキルを有効にする](/ja/products/ai-studio/query/query-execution#sql%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%AB%E3%82%92%E6%9C%89%E5%8A%B9%E3%81%AB%E3%81%99%E3%82%8B)） |
| 数値はもっともらしいが桁が違う | SQL | 文を読んでください。期間指定の欠落、行を増やしてしまう結合、テーブルの取り違えがよくある原因です |
| テスト用・キャンセル済みのレコードが数えられている | リクエスト | その除外は誰かが明示したときだけ効きます。除外条件を伝えて再実行し、毎回当てはまるなら書き留めてください（[業務知識をどこに書くか](/ja/products/ai-studio/concepts/reliable-answers#%E6%A5%AD%E5%8B%99%E7%9F%A5%E8%AD%98%E3%82%92%E3%81%A9%E3%81%93%E3%81%AB%E6%9B%B8%E3%81%8F%E3%81%8B)） |
| 同じ質問の2回の実行結果が食い違う | リクエストと文脈 | テーブル・期間・フィルターをプロンプトで固定し、恒常的なものは指示かスキルへ移してください（[安定した回答を得る](/ja/products/ai-studio/concepts/reliable-answers)） |
| クエリがメモリ不足で失敗する、数分かかる | エンジン | まず期間を狭め、次に `trino-optimizer` スキルでの最適化を依頼してください。それでも Trino で実行できない場合は、Hive 用に書き直してジョブとして投入する必要があります（[Trinoはチャットで、Hiveはジョブで](/ja/products/ai-studio/query/query-execution#trino%E3%81%AF%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%A7hive%E3%81%AF%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%96%E3%81%A7)） |
| 数値は正しいが結論が創作されている | 解釈 | 分析は下書きとして扱ってください。その主張の根拠は何かを尋ね、ツールの出力と突き合わせます |
| 新しいスキルを入れてから品質が落ちた | カスタムスキル | スキルの指示は該当するすべてのリクエストに適用されます。疑わしいプラグインをOffにして同じ質問を繰り返し、比較してください |
| 会話が長くなるほど回答が曖昧になる | SQLではなくコンテキスト | 大きな結果や長いセッションは、以降のやり取りに使える余地を減らします。新しいチャットを開始してください（[セッション内メモリ](/ja/products/ai-studio/chat/in-session-memory)） |


## SQLそのものを読む

誤った数値の多くは文を読めば見えます。原因の大半は次の3つです。

- **選ばれたテーブル。** エージェントは自分が見つけた中から選びます。名前の似たテーブルの取り違えは、文章では見落としても `FROM` 句なら一目で分かります。
- **期間の指定。** 期間の欠落や誤りは、数値が桁違いにずれるよくある原因です。
- **前提していたフィルター。** テストアカウント、キャンセル済み注文、論理削除された行は、誰かが明示しない限り除外されません。


最初から質問し直すのではなく、誤っている箇所を具体的に伝えてください。「`status = 'test'` の行を除外して再実行して」と言えば、クエリの残りはそのまま活かせます。

接続済みウェアハウスの場合
Snowflake や Databricks へのクエリは `tdx` ではなくコネクタ経由なので、上の表のスキルとエンジンの行は当てはまりません。SQL方言・権限・エラーメッセージはそのウェアハウス自身のものです。一方で切り分けの残りはそのまま有効です。ツールコールの文を読み、要約は解釈として扱ってください。[接続済みウェアハウスへのクエリ](/ja/products/ai-studio/query/query-execution#%E6%8E%A5%E7%B6%9A%E6%B8%88%E3%81%BF%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%81%B8%E3%81%AE%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%83%AA)を参照してください。

## 原因を突き止める

上の切り分けで解決しない場合は、次のチェックリストを順に進めてください。1項目ごとに1つの層が除外され、多くの問題はリストの途中で解決します。再現しない事象はたいてい一過性のものですし、再現する事象は「どこにあるか」を教えてくれます。

- [ ] **新しいチャットで同じ質問をもう一度する。** 再現しないなら、原因はクエリではなく前の会話の文脈です
- [ ] **ツールコールのSQLを自分で実行する**（コンソールまたは Treasure Code）。同じ数値が出るなら、クエリは正しく、問題はその手前（リクエスト）か後ろ（要約）にあります
- [ ] **疑わしいプラグインをOffにして**同じリクエストを繰り返す。プラグインは一度に1つだけ切り替えます
- [ ] **作業フォルダの指示と組織のカスタム指示を読む。** 自分で入れたことを忘れていた恒常ルールが、「おかしな回答」のかなりの割合を説明します
- [ ] **回答内の数値を生の出力ともう一度突き合わせる。** 食い違いがデータではなく言い直しの側にあることがあります


ここまでで手元に残るのが記録です。実行されたSQL、原文のままのリクエスト、有効だったプラグイン、効いていた指示、エンジンまで到達していればジョブID、そして期待していた結果。これをチャットと一緒に残しておいてください。データに詳しい同僚やサポートの助けが必要になったとき、その記録があれば相手も同じ事象を再現できます。すでに除外した層を伝えれば、やり取りも1往復減ります。

## 次のステップ

- [安定した回答を得る](/ja/products/ai-studio/concepts/reliable-answers) — 回答がぶれる理由と、ぶれを止めるための定義先
- [Treasure Data CDPへのクエリ](/ja/products/ai-studio/query/query-execution) — 質問がSQLになる流れと、その確認方法
- [クエリ結果の読み方](/ja/products/ai-studio/query/query-results) — 生の出力とエージェントの言い直しの違い
- [スキルとマーケットプレイス](/ja/products/ai-studio/skills/skills) — SQLを形づくるプラグインの有効化