# チャットセッションと制限

**ワーキングセッション**とは、1つのチャットのためにAIを動かすサーバーサイドのサンドボックスです。チャットを開くと起動し、AIのコンテキストと作業中のファイルを保持し、チャットが静かになったりリクエストが長引いたりすると解放されます。会話はセッションそのものではありません。セッションが解放されても履歴からは何も失われず、次のメッセージで新しいセッションが始まります。このページでは、チャットが取り得るすべての状態、それぞれの背後にある正確な制限値、そして再開時にAIが何を覚えているかを説明します。「なぜチャットが止まったのか」という問い合わせの大半がここに集約されます。

## 前提条件

- Treasure AI Studioにサインイン済みであること（[はじめに](/ja/products/ai-studio/getting-started)）


## チャットの状態

チャットは常に次のいずれかの状態にあります。いずれも入力欄またはメッセージストリームで確認できるため、Studioがモデルを待っているのか、プラットフォームを待っているのか、あなたの入力を待っているのかを判別できます。

| 状態 | 表示 | 意味 |
|  --- | --- | --- |
| **アクティブ** | 通常の入力エリア | メッセージを送信できる状態です |
| **思考中** | 「考え中...」とドットのアニメーション | 応答の前にAIが推論しています |
| **ストリーミング中** | 停止ボタンとテキストの表示 | AIが応答を生成しています |
| **待機中** | 入力欄の上のステータス表示（[ステータス表示](#%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%B9%E8%A1%A8%E7%A4%BA)を参照） | ターンが進行中で、まだ何も返ってきていません。表示はStudioが進めている段階を示します |
| **質問待ち** | 入力欄の上に質問カード、入力欄は無効化 | AIが質問しています。回答するまで先に進みません（[質問カード](/ja/products/ai-studio/chat/chat#%E8%B3%AA%E5%95%8F%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89)を参照） |
| **接続待ち** | ストリーム内に「接続が必要です」カード | 未承認のコネクタがAIに必要です（[接続リクエスト](/ja/products/ai-studio/chat/chat#%E6%8E%A5%E7%B6%9A%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%88)を参照） |
| **クレジット上限到達** | クレジット表示が「本日の上限に到達」に変わる | 日次クレジットを使い切った状態です。リセット後に再度メッセージを送れます（[クレジットポリシー](/ja/products/ai-studio/credits/credit-policy)を参照） |
| **セッション終了** | 理由を説明するバナー（場合により**再開**ボタン付き） | ワーキングセッションが解放されました。メッセージを送信すれば続けられます（[チャットの再開](#%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AE%E5%86%8D%E9%96%8B)を参照） |


## ステータス表示

チャットの最初のメッセージは、動き出すまでに数秒かかります。AIが回答するには、Studioがそのセッションのサンドボックスを立ち上げ、エージェントを初期化する必要があるためです。その間、そしてターンが進行中でまだ何も返ってきていない間は、応答の代わりに入力欄の上にステータスが表示されます。

| 表示  | 意味  |
|  --- | --- |
| **セキュアサンドボックスを起動中...** | コールドな状態から始まるセッションのために、Studioがサンドボックスを立ち上げています。通常2秒程度です |
| **エージェント初期化中...** | そのサンドボックス内で、エージェントがコンテキスト、スキル、作業フォルダの指示を読み込んでいます。通常はさらに2〜3秒です |
| **応答を待っています...** | リクエストがモデルに渡り、まだテキストが返ってきていません。すでに作業中のチャットでは、上2つの表示を飛ばしてここから始まります |
| **コンテキストを圧縮中...** | 会話がコンテキスト上限に達したため、続行前に古いメッセージを要約しています（[セッション内メモリ](/ja/products/ai-studio/chat/in-session-memory)を参照） |
| **サーバーエラー、リトライ中...** | モデルの呼び出しが失敗し、Studioが再試行しています。繰り返さない限り対応は不要です |


表示は自動的に次へ進むため、その間に対応することはありません。**「応答を待っています...」**に至るのはこの流れの通常の終点であり、異常のサインではありません。

**1分を過ぎると表示は出なくなります。** 送信から60秒以内に何も返ってこない場合、Studioはステータス表示をやめます。リクエストが破棄されたわけではありません。長時間かかるタスクは表示なしで何時間も動き続けますし、本当に処理が止まった場合は代わりにセッション終了バナーが表示されます。[セッションが終了するまでの時間](#%E3%82%BB%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%8C%E7%B5%82%E4%BA%86%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%81%AE%E6%99%82%E9%96%93)を参照してください。

## セッションが終了するまでの時間

Studioはリソースを解放するためにワーキングセッションを解放します。終了させる制限は4つあり、どの制限に達したかはチャットのバナーが示します。

| 状況  | 時間制限  | バナー  |
|  --- | --- | --- |
| チャットを開いたままメッセージを送信しなかった | 5分 | **セッションが終了しました — メッセージが送信されませんでした。** |
| メッセージの送信を止め、AIにも実行中の処理がなくなった | 30分の無操作 | **操作がなかったため、セッションが終了しました。** |
| リクエストが途中で進行しなくなった | 8分間進捗なし | **セッションが中断されました — 処理に時間がかかりすぎました。** |
| 1つのリクエストが終わらないまま実行し続けた | 12時間 | **セッションが中断されました — リクエストがタイムアウトしました。** |


上記のいずれにも当てはまらないプラットフォーム側の理由で解放された場合は**「セッションが予期せず中断されました。」**と表示され、対処方法は同じです。

AIが作業している間は無操作タイマーが止まります
30分の無操作制限は、何も実行されていないときにのみ適用されます。AIがリクエストの処理を続けている間、無操作を理由にセッションが解放されることはなく、適用されるのは1リクエストあたり12時間の上限だけです。そのため、長時間かかるタスクを送信してチャットを離れ、後で戻ってくることができます。

## チャットの再開

終了したセッションはチャットからいつでも復帰でき、**メッセージを送信するだけで常に十分**です。バナーが何を提示するかは、誰がセッションを終わらせたかで変わります。

- **あなたが操作を止めた場合**（メッセージ未送信、または30分の無操作） — セッションが終了したことを伝える中立的なバナーが表示され、メッセージの送信を促します。**再開**ボタンはありません。次のメッセージがそのまま再開になるからです。
- **Studio側が処理を中断した場合**（進捗なし、リクエストのタイムアウト、予期しない中断） — 警告バナーと**再開**ボタンが表示されます。クリックすると短いプロンプトが代理で送信され、セッションが起動します。自分でメッセージを送信するとセッションはすでに復帰しているため、ボタンは無効化されます。


失われるのはセッションであって、会話ではありません。セッションがない間もメッセージ履歴はすべて表示され、再開したチャットは新しいチャットになるのではなくその場で続きます。一方、会話そのものが履歴から消える条件はこれとは別で、自分で削除したとき、所属する作業フォルダを削除したとき、そして組織の保持期間を過ぎたときです。保持期間は常に適用され、既定ではチャットの作成から28日です。[チャット履歴](/ja/products/ai-studio/chat/chat-history)および[チャットデータの保持](/ja/products/ai-studio/security/data-retention)を参照してください。

### 再開後に引き継がれるコンテキスト

Studioは画面に見えるトランスクリプトを読み直すのではなく、*同じ*エージェントセッションを再開します。そのためAIは以前のコンテキスト（それまでの判断、クエリ結果、ツールの出力を含む）を保持しており、再開したチャットは一度も止まらなかったチャットと同じように振る舞います。これを支えているのが、チャットとともに保存されるセッションのトランスクリプトです。

そのトランスクリプトを再開できない場合、Studioは新しいセッションを開始します。会話とファイルはそのまま残りますが、AIは以前のコンテキストを持たない状態から始まります。重要な前提（対象のテーブル、合意したセグメントのロジックなど）を伝え直せば、作業を引き継げます。

## サンドボックス実行環境

すべてのワーキングセッションは、お使いのマシンではなくサーバーサイドのサンドボックスで実行され、あなたのコンピューター、他のユーザーのチャットやファイル、実際の認証情報にはアクセスしません。サンドボックスで問題が発生した場合、チャットにその旨が表示されます。

> 「サンドボックス環境が予期せずクラッシュしました。再起動中です。少し待ってからお試しください。解消しない場合はサポートにお問い合わせください。」


サンドボックスは自動的に再起動し、次のメッセージは再起動後の環境で実行されます。サンドボックスの境界が保証する内容とチャット終了後に残るものについては[セキュリティ概要](/ja/products/ai-studio/security)を参照してください。

## トラブルシューティング

| 問題 | 解決策 |
|  --- | --- |
| **「応答を待っています...」**のまま応答が返ってこない | これはリクエストがモデルに渡っている状態の通常の表示なので、この表示自体は異常ではありません。重い処理なら数分待ってください。実際に処理が止まっている場合は、8分間進捗がない時点でセッション終了バナーが表示されます。それより早くやり直すには、ページを再読み込み（Web）またはアプリを再起動（Desktop、Mobile）して再送信してください |
| バナーに**再開**ボタンがない | チャットが静かになったことでセッションが終了したケースです。次のメッセージがそのまま再開になります。ボタンが出るのはプラットフォーム側の中断のみです |
| **再開**がグレーアウトしている | バナー表示後にすでにメッセージを送信しているため、セッションは再稼働しています |
| 長い中断のあとAIが文脈を失っている | セッションを再開できず新規に開始された状態です。必要なテーブル名、絞り込み条件、セグメントのロジックを伝え直してください。セッションをまたいで前提を持ち越すには[作業フォルダ](/ja/products/ai-studio/concepts/work-folders)で作業してください |
| 長時間実行のリクエストが終わらない | リクエストは12時間で打ち切られます。対象期間を狭める、テーブル数を減らすなどタスクを分割して再送信してください |


## 次のステップ

- [AIチャットインターフェース](/ja/products/ai-studio/chat/chat) — メッセージの送信と応答の読み方
- [セッション内メモリ](/ja/products/ai-studio/chat/in-session-memory) — コンテキストの埋まり方と自動圧縮
- [チャット履歴](/ja/products/ai-studio/chat/chat-history) — 会話の保存と管理
- [セキュリティ概要](/ja/products/ai-studio/security) — サンドボックスが分離するものと残るもの